商工会議所 NEWS
2017年4月1日号掲載
設立1周年を迎えた「海のみらい静岡友の会」
さらなる飛躍を目指して活動中
駿河湾から太平洋に広がる海洋には、多彩な水産資源や海洋資源が存在し、そこから関連する多くの研究テーマが生まれます。そして、そのテーマから、海洋産業創出の可能性も期待されています。
また、次代を担う青少年および一般市民が、海洋に関する多様な知識を深めることで、地域として海洋文化を担う人材の発掘・育成も同じく期待されます。
静岡商工会議所では、世界水準の研究者とともに、市民との交流の基盤作りや、市民の海洋への理解を深めるため、海に関するさまざまな事業を展開し、活動を下支えする団体、「海のみらい静岡友の会」を昨年設立。さらなる飛躍を目指して活動中です。

設立1周年記念講演会開催
同会は、設立1周年を記念した講演会「科学が支える海洋立国」を、4月19日(水)、午後6時〜7時30分(開場は午後5時40分)、静岡市清水文化会館マリナート(静岡市清水区島崎町214)で開催します。定員200人(先着順)。聴講は無料。
講師は、国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)理事長の平朝彦さんです。
「同開発機構は、海洋、地球、生命をキーワードとして、世界最先端の研究と技術開発を推進し、世界に誇る海洋調査船や研究船、探査機、海洋観測機器を所有することで、海洋科学技術の水準の向上を図り、学術研究の発展に資することを目的とした組織です。今回は、当友の会設立1周年記念ということで、平理事長自らご講演をいただきます」と話すのは、講演会担当で静岡商工会議所の赤堀さん。
「理事長によると、わが国は、世界第6位の排他的経済水域を有し、そこは、世界最大の海流、黒潮が流れていて、生物の多様性がとても高いそうです。またプレート運動による海底活動も盛んで、世界の海洋のすべてが集約されている場所と言えます。昨今の海洋科学技術によって、この海の謎に迫り、海洋と人間の関わりを理解することで、日本の未来が見えてくるはずです。その海洋科学技術の最先端について紹介します。海洋や最新の海洋科学技術に興味のある方は、ぜひ聴講ください」
現在、聴講者を募集中です。希望者は電話または左記二次元コードから。対象は、友の会会員、静岡市民および企業関係者。定員に達した時点で受け付けを締め切り(定員に達し、申し込み受け付けができない場合に限り同会議所から連絡あり)。
■申し込み・問い合わせ/静岡商工会議所産業振興・地方創生部 産業振興課
静岡市清水区相生町6-17
TEL 054(353)3401
https://www.umi-mirai.jp/
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