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商工会議所 NEWS
2016年7月2日号掲載
海に関するさまざまな事業を展開
「海のみらい静岡友の会」設立
静岡市は、標高3000m級の高山がそびえる南アルプスから、水深2500mの駿河湾に面し、この間の標高差が約5500mと、全国でもまれな地形です。ここでは、高山から深海に至る、多様な植生と動物相、地質や地層を観察することができます。
特に駿河湾は全国一の水深を持ち、サクラエビ、シラス、アマダイ、タカアシガニなど、多彩な水産資源が存在しています。加えて、駿河湾は南海トラフの起点に位置し、このトラフに沿って形成されている深海底は、マンガン団塊やメタンハイドレードなど、将来の日本を支える資源の宝庫でもあります。
このような、駿河湾か地球深部探査船「ちきゅう」と富士山ら太平洋に広がる海には、生物から資源、地殻活動、気象関連などにわたる多くの研究テーマがあり、この海に面した静岡市には、海洋産業創出などの可能性が多く期待されています。
次代を担う青少年を対象に、郷土の海洋に関する興味や知識をより深めた海洋技術の育成にも力を入れています。いずれ、地域を核とした活躍できる人材の成長も期待されています。
そこで、静岡商工会議所では、海洋に関するさまざまな事業を展開して、世界水準の研究者と市民との交流の基盤を作り、市民や青少年の海への理解を深める活動を下支えする団体、「海のみらい静岡友の会」の設立しました。
今後、夏休みに向けて、は、地元の子どもたちをはじめとする静岡市民や企業向けに、多彩な事業も展開されます(左記参照)。自由研究のテーマにしてもよさそうです。
申し込みや問い合わせは、「海のみらい静岡友の会」のホームページでご確認ください。

【問い合わせ】
「海のみらい静岡友の会」(静岡商工会議所清水事務所内)
TEL 054(353)3401 (平日=8:30 〜 17:30)
http://www.umi-mirai.jp/
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