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市 政 (見る・聞く・知る) レポート2017年11月4日号掲載
全国のコスプレイヤーが清水に集結「第5回富士山コスプレ世界大会」「清水みなと祭り」や「清水七夕まつり」など、伝統のイベントが多い清水区ですが、今回で開催5回目を迎える新しいイベントが「富士山コスプレ世界大会」です。年々参加者が増え、注目を集めています。11月18日・19日に行われるのを前に、人気の裏側をのぞいてみました! 昨年はコスプレイヤー1400人!観覧者は3万3000人に「長年、県外で働いて、故郷に戻ってみたら、清水がすっかり寂しくなっていました。そんな折、県内企業から、商店街活性化の秘策が提案され、正直最初は“何だそれ?”と思いましたね。でも地方の街が全国から注目されるには、奇抜なアイデアが必要でしょう」と話すのは、清水銀座商店街振興組合の元理事長で、実行委員長を務める伊東哲生さん。商店街組合の英断で5年前に幕を開けたのが、「富士山コスプレ世界大会」です。 昨年11月。第4回の開催では、初日はあいにくの大雨となったにもかかわらず、アーケードのある清水駅前銀座商店街に、全国から多くのコスプレイヤーが集結。テレビや雑誌を抜けだしたような個性的な出で立ちで、いつもの商店街がまるで“非日常の世界”に! コスプレイヤーは1400人、観覧者は約3万3000人。前年比1・5倍という盛況さに、マスコミ各社も取材に駆けつける熱気ぶり。そこで商業労政課の豊島さんに、市がこのイベントにかける期待度を聞いてみました。 「静岡市は、文化芸術の力を活用して、歩くだけでワクワクできるまちを目指し、まちは劇場プロジェクト≠展開中。清水の秋のイベントとして定着させ、さらに盛り上げていきたいとサポートに力を入れています」 第5 回富士山コスプレ世界大会
目的は清水駅前銀座商店街の活性化 コスプレで清水に新たな魅力を次に訪れたのは、副実行委員長で企画運営責任者の塚本敦則さん。イベントの苦労や工夫しているポイントを聞きました。 「第1回の時は全くの手探りで、どれだけのコスプレイヤーが清水に来てくれるか本当に心配しました。今は認知度も高まり、国内はもとより世界的にも有名なコスプレ「富士山を見上げる夜空」(イメージ)イヤータレントをゲストにお迎えすることも可能になりました。商店街の活性化を目指し、空き店舗の更衣室への活用、更衣室利用料の中から商店街で使用できるクーポン500円の提供のほか、一部店舗での撮影協力もお願いしています」 清水駅前銀座商店街では、毎月第3日曜開催の「銀ぶらマルシェ」にコスプレイヤーの参加を呼び掛けたり、毎週末にコスプレ撮影スタジオが開設するなど、イベント開催日以外の取り組みも誕生。伊東さんも、「私たちの街は、日本一コスプレに理解のある商店街≠ナす。ぜひ表現の場として、清水のまちに遊びにきてください」。
ランウェイパフォーマンス、撮影会も 「清水みなと屋台まつり」同日開催今年の見どころをご紹介しましょう。 今回は、会場にエスパルスドリームプラザなども加わり、より充実。特に注目は、16・2mのランウェイステージで自慢のコスプレを披露する名物「コスプレランウェイ」や、歌や演武のパフォーマンスステージです(参加受け付け終了)。ほかにも人気コスプレイヤータレントのトークショーや撮影会、「痛車」の展示、初めての人も気軽にコスプレ体験できる貸し衣装など、内容も充実しています。 さらにJR清水駅東口では、ご当地グルメが楽しめる「第10回清水みなと屋台まつり」を同時開催。コスプレのまま会場を訪れて楽しむことができます。
■問い合わせ/実行委員会事務局
11 月10日(金)に点灯式を開催「青葉シンボルロードイルミネーション」
テーマは「“おまち”から望むきらめく地球(ほし)」 今年も静岡の冬を楽しむイベント「冬しず」の季節が到来。そこで、青葉シンボルロードのイルミネーションに注目し、観光交流課の青島さんに見どころを聞きました。 「28回目を迎えるイルミネーションのテーマは、『“おまち”から望むきらめく地球(ほし)』。約22万球のLED電球が街を彩ります」。シンボルロード入り口には、“地球のきらめき”をイメージしたアーチが登場。500m続く並木道を彩る光のドレープは、例年単色だったものが今年は2色使いとなり、期間によって2パターンに入れ替わるそう。その先には、高さ10mのシンボルモニュメント「富士山を見上げる夜空」や、水辺に浮かぶ大きな地球など絶好の撮影スポットが続きます。 「11月10日は、音楽ステージと共に楽しむ点灯式を開催。冬しず≠ノはほかにもアイススケートリンクや、サンタの衣装でパレードする“サンタフェスティバル”などが行われ、魅力満載です」 【冬しず2017-2018】 ■問い合わせ/I Loveしずおか協議会
認知症になっても安心して暮らせるまちに「自宅でずっとプロジェクト」初期の集中支援や、見守りシールなど新事業 静岡市は、皆さんが住み慣れた“自宅でずっと”自分らしく、健康に暮らせるまちを目指しています。特に認知症については、「認知症疾患医療センター」「認知症カフェ」などに加え、今年度から2つの事業がスタート。地域包括ケア推進本部の木下さんに聞きました。 「まず、“静岡市認知症初期集中支援チーム”が活動を本格的に開始しました。これは、保健師や看護師などの専門職が認知症とその家族を訪問し、認知症サポート医のアドバイスを受けながら、必要なサービスプランを提案。6カ月にわたってサポートするもの。モデル事業だった昨年度は9家族をサポートし、実績を上げています」 「また、徘徊(はいかい)などで行方不明になった場合の目印として、靴などにはる登録番号付きの反射シール“見守りシール”を無料で配布します」 いずれも、窓口は市内24カ所の地域包括支援センター。ぜひ気軽に相談し、活用してください。 高齢者の相談窓口 ■問い合わせ/静岡市地域包括ケア推進本部 カテゴリリスト掲載順リスト2019年度
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