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市 政 (見る・聞く・知る) レポート2017年10月14日号掲載
街に芸術「めぐるりアート静岡」“東静岡ヒロバ”に巨大キリン?ヨーロッパのように、歩いているだけでワクワクできるまちを目指して、静岡市が力を入れる「まちは劇場プロジェクト」。市内のさまざまな文化拠点を会場にした現代アート展「めぐるりアート静岡」が、今年も10月17日〜11月5日(東静岡ヒロバは14日〜)に開催されます! 10月17日(火)〜11月5日(日)開催「いつものまちが違って見える」「いろいろな場所にアートがあって、訪ね歩くのがおもしろい」「芸術が身近に感じられ、まちとの密着感がいい」。 昨年、イベントを楽しんだ多くの人々から、高い評価の声が聞かれた「めぐるりアート静岡」。 同イベントは、静岡大学が開催してきたアートマネジメント人材育成事業の美術分野実習として、4年前から始まりました。昨年から静岡市も主催者に参入したことで、より広く内容を発信できるようになり、アートを楽しむ人のすそ野を広げる結果となりました。
一足早くスタートする東静岡ヒロバ 14日(土)・15日(日)に注目イベント今年はどのようなアートに出合えるのでしょうか。文化振興課の関本さんに内容を聞きました。 「テーマは、“まち ひと とき、むすぶ”。静岡ゆかりの現代アート作家7人にご登場いただき、静岡県立美術館、静岡市美術館に加え、中勘助文学記念館など、5会場に作品を展示します。今年は新しく、村上開明堂七間町第2ビルが会場に加わったのも話題。注目は一足早く開催される東静岡の『アート&スポーツ/ヒロバ』。10月14日・15日にはアートイベントがめじろ押しです。アートの力を借りて、ホットな空間の創出を目指すべく、3人のアーティストが集結します」 東静岡ヒロバでは、まず、“つながり”をテーマに活動する美術家・小笠原圭吾さんがリンゴをモチーフにした作品を展示。14日には、ペットボトルを用いたリンゴを作り、ちょっぴり変わった「りんご狩り」を行うワークショップ(応募終了)が開かれます。また、昨年のイベントで本物の車掌車をギャラリーにした美術家・千葉広一さんが再び登場。車掌車ギャラリーに、独特の世界が広がります。さらに、彫刻家・岩野勝人さんがこの春、地元大学生と共に彩色を施したアートの秘密基地「コンテナ・アートベース」に、高さ5mのキリンが住む新コンテナが仲間入り。15日には、このキリンに模様をつけるワークショップ(応募終了)も行われます。 そこで岩野さんに、作品の意図や、ヒロバの可能性を伺いました。 「旧国鉄貨物駅であるヒロバに設置したコンテナは、アート作品であると共に、今後、さまざまな企画を開催する基地となります。ヒロバは、ここに人が集い、時間を共有することで、新たなコミュニティーを生み出す力を秘めている。こんな場所を作るとは、静岡市はなかなか懐の深い、おもしろいまちですね」 14日には、3人の作家のアーティストトークが聞けるのも楽しみです。
【東静岡ヒロバのイベント】
市内5会場めぐるアートな旅へ スタンプラリーでプレゼントも
この他の4会場でも、作品展示やアーティストトークなど充実。各会場をめぐるスタンプラリーも実施され、全部のスタンプを集めた先着100人に“めぐるりアート静岡特製バッグ”がプレゼントされます(引き換えは、静岡県立美術館、静岡市美術館、中勘助文学記念館)。 最後に、イベントを企画した静岡大学教授の白井嘉尚さんに、今年の見どころを聞きました。 「空き店舗や文学記念館などのユニークな場所とフレッシュな作品との遭遇が、不思議な共鳴をかもし出す魅力…。若手作家が、思う存分に表現を展開します。芸術はどこか遠くにあるのではなく、誰もが心の中に秘めている、しなやかで強烈な弾力と気付きます」 この秋、アートめぐりをしてみませんか。見慣れたまちに、いつもと違う表情を見つけることができるかもしれません。 【各会場のアーティストトーク】
日本は“食品ロス”大国?家庭から食品ロスを減らそう!
今日から実践「食品ロスを減らす10 カ条」 食品ロス≠ニいう言葉をご存じですか。これは、食べられることなく捨てられてしまった食べ物のこと。日本の食品ロスは、年間約621万トン(農林水産省ホームページより)。これは、世界全体の食品援助量の約2倍にあたります。そのため国や県はもちろん、市でも対策に力を入れています。ごみ減量推進課の山本さんに、市の取り組みを聞いてみました。 「食品ロスは、宴会や外食での食べ残しと、家庭での廃棄という2つの側面があり、市はその両方に向けた対策を行っています。実は食品ロスの約半分が家庭から出たもの。例えば市内の家庭から出された生ごみの中には、まったく手つかずの野菜や果物、肉や牛乳などが見つかっています(平成28年度静岡市家庭系可燃ごみ組成調査より)。そこで、家庭に向けて『食品ロスを減らす10カ条』(左表)などで、呼びかけを行っています」 食品ロスを減らすことは、家計の無駄を省くことになりそうです。 【食品ロスを減らす10 カ条】 ■問い合わせ/静岡市ごみ減量推進課
「第6 回静岡市お茶まつり 〜発見!体験!お茶のまち」10 月29 日(日)、青葉緑地で開催、各種お茶体験 静岡市の味覚を堪能できるイベントが、10月28日(土)の「第2回しずまえ・オクシズまつり」と、29日(日)の「第6回静岡市お茶まつり」です。そこで、静岡市「お茶の日」(11月1日)直前に開催される「お茶まつり」に注目! 農業政策課の香取さんが、その魅力を教えてくれました。 「例年約1万5000人を集める人気イベントですが、今回も、飲むことはもちろん、食べたり体験したりして楽しめるお茶の魅力を提案します。市内各地の特徴あるお茶の紹介・販売のほか、抹茶ひきや手もみ製茶体験、お茶を使ったスイーツや料理の販売も大好評。今年は特に、繁華街でおまちdeハロウィン≠ニいうイベントが同時開催されるので、ステージで子どもたちを対象にした子ども闘茶大会≠行います」 お茶の香りに包まれる、静岡ならではのイベントに出かけませんか? 静岡市のおいしいイベント ■問い合わせ/静岡市農業政策課 カテゴリリスト掲載順リスト2019年度
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