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“いちご大福”の今はコレ!!2016年12月3日号掲載
62.ミカン
温州(うんしゅう)ってどこ? 温かい州(くに)だから静岡? 和歌山? そんな疑問を持つ方も多い。原産地は東南アジアで、日本へは遣唐使が中国の温州から持ち帰ったことから、この名がついた。持ち帰り先が鹿児島県なので、英名はサツママンダリン。 今日ではミカンと言えば温州ミカンを指し、生産は世界的には中国がダントツ1位。スペイン、日本と続く。国内では和歌山、愛媛など西日本産、静岡、神奈川の東日本産に分かれるが、西日本のものは甘味が強く保存に難。東日本のものは酸味が強く保存に耐える。 「ミカンが黄色くなると医者が青くなる」という、ことわざもあるように、ビタミンCがスゴイ(果皮の方が多いが)。乾燥させた皮は陳皮(ちんぴ)といい、七味に混ぜ健医薬となる。紀伊國屋文左衛門の長寿説もある? 袋には食物繊維のペクチンが多いし、白いすじにはフラボノイドがあるので、すじも袋も飲み込むのが健康に役立つ。 温州ミカンにオレンジをかけてできたのが「きよみ」。それにポンカンをかけたのが「はるみ」。どちらも静岡の宝物である。 ミカン大好きなオバサン。嫁に「明日、三色ダンゴ頼むわ!」と言って、次の日、三食(朝・昼・夜)ダンゴがでてきた。 タクシー乗ったら、80代とおぼしき運転手さん。ものすごいスピードで走る。「スピード出しすぎじゃないですか?」「エエ私はもう、いつあっちへいってもいいもんで」。
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